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未経験でもカメラマン業界へ転職できる?向いている人の特徴も紹介

SNSの流行により、世の中に写真や動画を公開して、自分や商品を売り出すというのが広告の主流になってきました。そういった中で、カメラマン(フォトグラファー)はさまざまな場面で活躍しています。そのため、未経験者から転職したいと考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、未経験者からでも始められるか不安に感じて、最初の一歩をなかなか踏み出せなかったり、カメラマンへの転職求人の探し方などわからなかったりと困っている方も多いでしょう。

そこで本記事では、未経験者でも転職できるかや求人の探し方を解説します。カメラマンへの転職を検討している方は参考にしてみてください。

 

カメラマン業界への転職に資格は必要ない

 

カメラマン業界への転職に資格は必要ないため、転職活動自体は誰でも始められます。ただし、求人の応募条件についてはしっかりと確認して、自分が応募条件を満たしているか把握しておくことが重要です。

カメラマンは技術的な能力が重要になる反面、重たい機材を持ち運ぶなど体力面も求められます。撮影内容や場所次第では、一日中機材を持ち運ぶなども珍しくありません。

また、常にトレンドを把握したり、最新技術を身に付けたりする探究心も大切です。新しい機材や写真の編集ソフトなどもどんどん世に出てきています。プロのカメラマンを目指すのであれば、そこもしっかりと押さえていかなければいけません。

 

未経験者からカメラマンになる方法

 

未経験者からカメラマンになる方法としては、主に以下の3つが挙げられます。

  • 転職エージェントを利用する
  • 自分でフォトスタジオなどの求人を探す
  • アルバイトから経験を積んで正社員になる

大切なのは自分にあった方法を選択することです。それぞれの方法の特徴について解説するので、カメラマンの求人を探している方は参考にしてみてください。

 

転職エージェントを利用する

転職エージェントは常に多くの求人情報を取り扱っており、自分で探すよりも遥かに多くの情報が集まっています。また、希望条件を伝えると求人の提案もしてもらえて、その中から自分の気になる求人を選ぶことができるのも魅力です。

他にも、面接練習や履歴書の書き方などのサポートもあるため、転職活動をするのが初めてという方にもオススメです。転職エージェントを利用することで、入社後の給与交渉なども任せられます。希望金額などを考えているなら転職エージェントを利用してみましょう。

ただし、一口に転職エージェントといってもそれぞれに専門の業界や職種などがあります。転職エージェントごとに抱えている求人も異なるため、複数の転職エージェントを同時に利用することがオススメです。

 

自分でフォトスタジオなどの求人を探す

近年では、インターネットで求人を出しているフォトスタジオなども増えているため、自分でフォトスタジオ公式ホームページなどを確認する方法もあります。他にも求人サイトに掲載されているものも多く、一度調べてみましょう。

「カメラマン 転職 未経験 東京都(希望地域)」などのキーワードを入力すれば、検索することができます。ただし、地域によって求人数が大きく違うので、場合によっては見つからない可能性もあるでしょう。その場合は、希望地域を少し広げるなどの工夫をしてみてください。

求人内容も「正社員」「派遣社員」「アルバイト・パート」とさまざまであり、自分が希望している働き方の求人かどうかは、しっかりと確認しましょう。

 

アルバイトから経験を積んで正社員になる

現在働いている会社が副業を認めているなら、アルバイトから経験を積んでカメラマンとしての能力を磨いてから正社員になるのもオススメです。アルバイトからであれば、正社員と比較して、未経験でも採用されやすくなります。

自分がカメラマンとしてやっていけるか不安を感じているなら、一度経験してから判断するのも一つの方法です。実際に転職してから自分自身がカメラマンに向いていないと感じることもあるでしょう。

そのような事態を避けるためにもまずは副業として始めて、本格的に取り組みたいと思ったら、正社員になるということを視野に入れてみましょう。

 

カメラマンでフリーランスになるには

 

カメラマンとしての働き方は正社員以外に「フリーランス」が挙げられます。実際に独立して自分の裁量で仕事をしている方は少なくありません。ただし、今すぐにでも独立できるわけではなく、下準備などは入念にすることが大切です。

カメラマンでフリーランスになるポイントとしては、以下が挙げられます。

  • 多くの撮影を経験して技術を身に付ける
  • SNSなどに投稿して多くの意見を聞く
  • 写真編集技術を身に付ける
  • 自分が得意とするジャンルを見つける

それぞれの内容について解説するので、フリーランスを希望している方は参考にしてみてください。

 

多くの撮影を経験して技術を身に付ける

フリーランスとして働くためには一定以上の実力が求められ、会社員時代とは違って、自分自身の技術や知識などが直接仕事につながります。スキルを磨いていくためには、多くの撮影を経験することが必要です。

撮影は会社員やアルバイトとして働いているときの仕事以外にも、趣味の撮影や知り合いからの依頼など幅広いものを経験することがオススメです。さまざまな経験をするとそれだけ対応力も上がるため、いろいろな要望に柔軟な対応を出せるようになります。

 

SNSなどに投稿して多くの意見を聞く

SNSなどに投稿して多くの意見を聞くのも技術向上には重要であり、参考になる意見を取り入れる意識は大切です。また、魅力的な写真撮影ができると評価も上がるため、SNSで有名なインフルエンサーになれる可能性もゼロではありません。

自分では綺麗に撮れていると思っている写真でも、専門的な知識やノウハウを持っている人からすると構図がおかしいと言われることもあるでしょう。そういった意見をもらったときには、自分の技術を磨くための糧にするという意識が重要です。

また、写真撮影の依頼は写真の専門家ではない方からのケースも多いため、専門家ではないからとSNS上の方の意見を無視するのはよくありません。依頼してくれる方が満足できる写真を撮影するために、さまざまな意見を取り入れていきましょう。

 

写真編集技術を身に付ける

近年ではデジタル技術を活用して写真撮影が基本なので、写真編集技術もカメラマンに求められているスキルのひとつです。いろいろな編集ツールを少しずつ使うよりも、特定の編集ツールに対しての理解力を高めるようにしましょう。

多くのカメラマンに使われているツールとして「Photoshop®」が挙げられ、画像の加工や編集などを行うことができます。レタッチの技術などを効率的に学ぶ方法として、Photoshop®の資格取得を目指すのも有効です。

*参考 Photoshop®クリエイター能力認定試験 サーティファイ

 

自分が得意とするジャンルを見つける

基本的には撮影できるジャンルが広い方が仕事は受けやすいですが、自分が得意とするジャンルを見つけるのも大切です。ジャンル内で専門的な知識やノウハウを身に付けられれば、そのジャンルの専門カメラマンとして活躍できます。

例えば、人物撮影でもモデルやコスプレイヤーなどポーズを決めている人物の撮影が得意だったり、スポーツなどで動いている選手の一瞬を切り取るのが得意だったりと、人物撮影ひとつをとってもさまざまです。

いろいろな撮影経験から得意ジャンルを見つけて自分自身の武器にできると成長にもつながるでしょう。

 

カメラマンに向いている人の特徴

 

カメラマンへの転職を考える際に、自分が向いているかどうかは気になりますよね。カメラマンに向いている人の特徴としては、以下が挙げられます。

  • コミュニケーションを取って撮影が進められる
  • 幅広いジャンルに興味を持っている
  • 積極的に行動ができる

会社員やアルバイト・パートなどで働く場合でも、フリーランスとして働く場合でも、これらの特徴は重要です。それぞれの内容について解説するので、自分がカメラマンに向いているか気になる方は参考にしてみてください。

 

コミュニケーションを取って撮影が進められる

カメラマンはクライアントからの依頼を請けて対応するため、コミュニケーションを取って撮影を進めることが大切です。十分なコミュニケーションが取れていないと、お互いのイメージがずれてしまうケースも少なくありません。

クライアントが満足するためには、打ち合わせ時や撮影時に細かいコミュニケーションが求められます。わからない点や気になる点は質問して、疑問点などは解消しておきましょう。

 

幅広いジャンルに興味を持っている

一口にカメラマンといっても得意ジャンル・不得意ジャンルは違うため、幅広いジャンルを試すなどの好奇心は大切です。

また、仕事を獲得するためにも流行を把握するのは重要なので、SNSなどを確認してリサーチはしておきましょう。好奇心の強さはカメラマンとして、大切になる要素のひとつとして挙げられます。

 

積極的に行動ができる

カメラマンは依頼を請けると日本全国を駆け回るケースも多いため、積極的に行動できる方が向いているでしょう。仕事内容についても在宅ワークでできるものではないので、外に出ていろいろな撮影に携わることが大切です。

カメラマンとして大きく成長するためには、多くの撮影を経験する必要があるので、いろいろな依頼を請けてみてください。行動が面倒になることも考えられますが、積極的に行動することが重要です。

 

カメラマンはイベント業界での需要が高い

 

カメラマンは、イベント業界での需要が高く、イベント内容を記録するという大切な役割を持っています。高クオリティな写真はイベント全体の印象を決定づけるため、企業やイベント運営者などいろいろな方から依頼があります。最近ではスマートフォンなどでもきれいに撮影ができますが、専門的な知識やノウハウを持っているカメラマンの需要は尽きないと考えられます。

イベント業界で仕事を探すなら職人BASEがオススメです。スマホ一台で案件を探すことができます。また、日程検索機能があり、案件に入れる希望日から探すことができるので、スキマ時間でも効率良く案件を探すことができます。カメラマンとなり、いろいろなことに挑戦したいと考えているのであれば、ぜひ職人BASEを利用してみてください。

*参考 職人BASE

 

まとめ|未経験からでもカメラマンは始められる

 

未経験からでもカメラマンを始められるため、転職を視野に入れているなら今すぐ行動を起こすのもオススメです。最初はどこかのフォトスタジオなどで経験を積んで、基本的な業務内容を覚えることがオススメです。

カメラマンは働き方としてフリーランスもありますが、安定した受注をするためには個人のスキルや実績が大切です。そのためにも多くの撮影を経験したり、得意ジャンルを見つけたりすることも意識しましょう。

また、流行などは常に移り変わっていくため、幅広いジャンルに興味を持って積極的に行動することが重要です。

この記事を編集した人

職人BASE ライター

職人BASE 編集部

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