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イベント業界でフリーランスになると年収はいくら?正社員との違いや実態を徹底解説!

イベント業界で働く中で、「フリーランスとして独立したらどれくらい稼げるのだろう?」と考えたことはありませんか?本記事では、イベント業界におけるフリーランスと正社員の年収や働き方の違い、そしてそれぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説します。また、実際に活躍しているフリーランスの事例や、自分に合った働き方を見つけるためのポイントも紹介します。​

 

イベント業界のフリーランスに多い職種とは?

 

イベント業界でフリーランスとして活躍する人の多くは、特定のスキルに特化した職種です。以下のような職種がフリーランスとして活動しています。​

  • イベントディレクター(現場統括、制作管理など)
  • 音響・照明・映像オペレーター
  • 会場施工/電気工事などの職人
  • 空間・グラフィック・プロダクト系のデザイナー
  • イベントプランナーや制作進行​

これらの職種では、企業と継続契約を結んで常駐的に働く人もいれば、案件ごとに稼働するスポット型の働き方をする人もいます。職種によってフリーランスになりやすさが異なるのもイベント業界の特徴です。

 

フリーランスの年収実態【相場感&現場の声】

 

フリーランスの年収は、スキルや人脈、稼働スタイルによって大きく変わります。以下に、職種別のおおよその年収レンジを示します。​

職種・立場 年収目安 備考
音響・照明オペレーター(中堅) 500〜800万円 スポット+レギュラーの組み合わせが主流
統括ディレクター/プロデューサー 800万円〜1,200万円以上 実績とネットワーク次第

また、単価感の一例として、音響オペレーターは1日25,000〜35,000円、イベントディレクターは1日35,000〜60,000円、空間デザイナーは1案件10万〜30万円程度が相場です。ただし、繁忙期(春・秋)と閑散期(夏・冬)で稼働の差が出るため、年間スケジュールを見越した働き方が必要です。​

* イベント業でフリーランスは食えるのか?年収や日々の業務内容を解説​

 

正社員とフリーランス、それぞれのメリット・デメリット

 

「安定 vs 自由」―― これは永遠のテーマです。どちらが正解というより、ライフスタイルや目指す働き方に合っているかが大切です。​

正社員のメリット

  • 毎月決まった給与で安心
  • 社会保険、交通費、賞与などの福利厚生
  • OJTや教育体制、チームで動ける安心感​

正社員のデメリット

  • 働き方の自由度は低め(勤務時間・場所・業務内容)
  • 年収の上限が見えやすい
  • 副業NGのケースも​

フリーランスのメリット

  • 案件を自分で選べる(=嫌な仕事を断れる)
  • 頑張り次第で収入アップの可能性
  • 平日に休みを取りやすいなど、ライフスタイルを自分で調整できる​

フリーランスのデメリット

  • 安定した収入が保証されない
  • 繁忙期・閑散期の波がある
  • 営業・請求など“経営者的”な動きも必要
  • 自分で確定申告や保険手続きなどを行う必要がある

* フリーランス協会|フリーランス白書2024

* 厚生労働省|フリーランスとして安心して働ける環境整備

 

実際に活躍している人たちはどう働いている?

現場で活躍する人たちは、さまざまな働き方を選んでいます。

  • 正社員としてキャリアを積みながら、副業でイベント案件を受けている人
  • フリーランスとして独立し、企業と専属契約で安定的に稼働している人
  • 現場経験を武器に、フリー→正社員へ戻る人も

共通しているのは「スキルと信頼」を積み重ねていること。
イベント業界では、紹介や継続依頼が多く、“またお願いしたい”と思われる人が強いです。

 

フリーランスになるまでのステップガイド

フリーランス

 

「フリーランスに興味はあるけど、何から始めればいいか分からない」
そんな声をよく聞きます。ここでは、イベント業界での独立をスムーズに進めるためのステップを、実際の現場感に即してご紹介します。

STEP1:まずは副業・週末案件から経験を積む

いきなり会社を辞めて独立…ではなく、平日=正社員/週末=フリー案件という“ハイブリッド型”から始める人が増えています。

  • 土日祝の音響・照明現場(学会・セミナー・企業イベントなど)は初心者向き

  • 本業と並行することで、リスクを抑えて現場経験を積める

STEP2:スキルと信用の「見える化」を意識する

特に初対面の現場では、技術だけでなく「安心感」が重視されます。

  • 簡単なプロフィールシートや過去実績のまとめを用意

  • 基本的な請求書の書き方や、個人事業主登録の有無も信頼につながる

STEP3:マッチングサービスや紹介を活用する

「知り合いがいないから現場がない…」という人でも、今は業界特化のマッチングサービスで案件に出会えます。

たとえば職人BASEでは、以下のような働き方が選べます。

  • 単発のスポット案件(照明オペ・設営スタッフなど)

  • 月に数回だけの案件参加もOK

  • 気に入った現場からレギュラー化することも!

 案件を探す | 職人BASE 

 

よくある失敗と不安Q&A

Q&A

 

Q. 「フリーになっても、そもそも仕事あるの?」

  • 一定のスキルと態度があれば、スポット案件は意外と豊富です。
    特に音響・照明・映像などのテクニカル職種は、企業イベントや展示会、学会などでのニーズが高まっています。
    最初は月数本でも、現場で信頼を得ることで次の依頼につながるケースが多数です。

Q. 「収入が安定しないのが不安…」

  • 繁忙期・閑散期の波はあるものの、複数の現場と関係を築くことで分散できます。
    また、正社員として働きながら副業でスポット案件を受けるスタイルなら、金銭的なリスクも抑えられます。

Q. 「税金とか請求書とか、ぜんぶ自分でやるの?」

  • はい、基本的に自己管理です。ただし、最初は難しく考えなくて大丈夫。

  • 請求書はテンプレートを使えばOK(ExcelやGoogleドキュメントで作成可能)

  • 確定申告も、今は会計アプリ(freeeやマネーフォワード)で簡単にできます

  • 不安があれば「税理士にスポット相談」もおすすめ

Q. 「人付き合いが苦手だと、フリーは向かない?」

  • 無理に自分を変える必要はありません。
    現場で必要なのは“感じのいいやり取り”と“基本の報連相”。それだけで十分です。
    むしろ「真面目で静かな人」が重宝されることも多く、無理に営業トークができる必要はありません。

 

自分に合う働き方を見つけるには?

 

今のイベント業界では、「正社員 or フリーランス」の二択ではなく、ハイブリッド型の働き方も選べます。

  • 副業からフリーランスを試す
  • 業務委託から始めて、相性が合えば正社員へ
  • 複数社と取引する“複業型”でリスク分散も

大事なのは「どんなライフスタイルを送りたいか」「どんな働き方にストレスを感じないか」
そのためにも、選択肢を知っておくことが武器になります。

 

職人BASEなら、フリーランスも正社員も選べる!

 

「どんな働き方が向いているのか分からない」
「まずは現場感を掴みたい」
そんな方にぴったりなのが、イベント業界専門の人材マッチングサービス「職人BASE」です。

  • スポット案件・業務委託から正社員まで幅広く掲載
  • 業界経験のあるキャリアパートナーが希望に応じてサポート
  • 登録無料。LINEで新着案件を受け取れる

まとめ:フリーランスか正社員か?正解は「あなた次第」

 

イベント業界では、スキルと現場経験さえあれば、働き方の選択肢は確実に広がっています。
フリーランスは「自由と収入アップ」の可能性があり、正社員には「安定と育成環境」があります。

どちらが正解かではなく、「どんな自分でいたいか」が大切です。

もし今、ちょっとでも“次の一歩”を考えているなら――
まずは案件や求人情報をのぞいてみるだけでもOK。
気になるものがあれば、応募や相談もできます。

 

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この記事を編集した人

職人BASE ライター

職人BASE 編集部

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