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DTPオペレーターは「やめとけ」となぜ言われる?|将来性・年収・転職先を解説

印刷業界の変化や働き方の厳しさから、DTPオペレーターの将来性に不安を感じている方は少なくありません。このままDTPオペレーターを続けるべきなのか、それとも転職を考えた方がいいのか、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、DTPオペレーターは「やめといた方がいい」といわれる理由をはじめ、将来性の考え方や、これまでの経験を活かせるキャリアアップ転職の選択肢について詳しく解説します。今後の働き方を考えるための参考にしてみてください。

 

DTPオペレーターはやめとけと言われる3つの理由

Webサイトなどを見ていると、「DTPオペレーターはやめといた方がいい」と書かれている記事を目にすることが多くあります。そうした情報に触れることで、将来に不安を感じている方も増えているのではないでしょうか。

では、なぜDTPオペレーターはやめといた方がいいといわれるのでしょうか。ここでは、その具体的な理由を3つ解説します。

  • 印刷業界の縮小と求人減少
  • 締切厳守による激務と低い年収
  • 向き・不向きが大きい職種

 

印刷業界の縮小と求人減少

DTPオペレーターはやめといた方がいいと言われる理由の一つに、印刷業界全体の縮小と、それに伴う求人数の減少があります。紙媒体の需要がデジタルへ移行し、印刷物の受注は以前ほど伸びておらず、印刷会社の採用意欲も高いとは言えません。

その結果、求人サイトに掲載される募集も少なく、DTPオペレーターの需要は増えにくいため、転職を考える際の選択肢が限られているのが現状です。

 

締切厳守による激務と低い年収

DTPオペレーターはやめといた方がいいと言われる理由の中に、納期前後に残業や休日出勤が発生しやすく、激務になりがちな点と、それに見合った収入を得にくい点があります。制作工程の最終段階を担う仕事のため、細かなデータ修正やページ組みが集中し、デザインや校正の遅れがそのままスケジュールに影響します。その結果、長時間労働や休日出勤が当たり前になっている職場も少なくありません。

さらに、業務量の多さに対して業界全体の年収水準は高いとは言えず、待遇面で大きな向上を期待しにくいのが実情です。労働時間の長さと収入のバランスに厳しさを感じる人が多く、こうした点がやめといた方がいいと言われる一因になっています。

 

向き・不向きが大きい職種

DTPオペレーターは細かな作業が中心となるため、向き不向きがはっきり分かれる職種です。IllustratorやInDesignなどのソフトを使い、文字や画像の位置調整、レイアウトの微調整、校正や修正といった工程を正確にこなす必要があります。

そのため、細部のチェックを苦にせず、根気強く画面と向き合える人には向いています。一方で、企画全体を動かしたい人や発想力を前面に出したいタイプの人には、不向きに感じられやすく、性格や得意分野によって評価が大きく分かれる仕事だといわれています。

 

DTPオペレーターの将来性と今後の展開

次に、DTPオペレーターの将来性と今後の展開を詳しく解説します。今後もDTPオペレーターとしてのスキルを活かした仕事をしたいと考えている方は、この章の内容を参考にしてみてください。

 

現状と将来性

前述したように、DTPオペレーターは紙媒体中心からデジタルに移行していることによる印刷需要の減少で、職種としての需要が狭まっているのが現状です。近年の転職情報サイトでは、求人件数そのものも限られており、従来の紙媒体デザイン専業の募集は少なく、Webデザインなど他のデザイン業務とセットで募集されるケースも増えています。

また、DTPスキルだけでなくデザインソフトの操作やデータ制作全般の知識が求められるようになっています。そのため、単一のDTP作業だけの需要は将来的にも少ないといえるでしょう。

*参考 DTPオペレーターは将来性がない?その理由と転職のポイント

 

デザインスキルを活かしたキャリアアップが必要

DTPオペレーターとして将来性を高めるには、これまでの制作経験をどう広げていくかを意識したキャリアアップが欠かせません。印刷物だけにとどまらず、デジタルを含む複数の媒体を前提としたスキルや経験を積む視点を持つことが重要です。対応できる領域を広げることで、仕事の幅や選択肢も増えていきます。

具体的には、ツール操作に加えて、ブランディングやマーケティングを意識したデザイン理解、情報を整理して分かりやすく伝える力が強みになります。レイアウト設計の意図や制作工程を説明できる経験、スケジュール管理や修正対応で培った調整力も評価されやすい要素です。

こうしたスキルを積み重ね、業界をまたいだキャリアも視野に入れることで、将来性を高めることにつながります。

 

DTPオペレーター経験を活かすキャリアアップ転職

前述したように、DTPオペレーターの経験を活かしキャリアアップ転職を考えることで、活躍の幅が一気に広がります。ここで、実際に経験を活かしたキャリアアップ転職としての選択肢はどのようなものがあるのかを詳しく解説していきます。

  • Webデザイナーにキャリアチェンジ
  • 企業広報・マーケティング部門など別業界への転職
  • 大手広告代理店やグラフィックデザイナーへのキャリアアップ

 

Webデザイナーにキャリアチェンジ

DTPオペレーターとしての経験を活かした転職先の一つに、Webデザイナーへのキャリアチェンジがあります。紙媒体の制作で身につけたレイアウト設計や配色、文字組みの考え方は、Web制作の現場でも十分に通用します。特に、情報を整理し、見やすさを意識してデザインしてきた経験は評価されやすいポイントです。

一方で、WebデザインではHTMLやCSSといった知識も必要になるため、最初は学ぶことが増えると感じるかもしれません。ただ、DTPで培った実務経験が土台にあれば、制作の流れを理解しやすく、新しいスキルも着実に吸収できます。需要が伸びている分野へ視野を広げることで、将来の選択肢を増やすことにもつながるでしょう。

*参考 【保存版】DTPオペレーターからデザイナーになる方法【転職】

 

企業広報・マーケティング部門など別業界への転職

DTPオペレーターの経験は、企業の広報やマーケティング部門への転職でも強みになります。

社内外向けのパンフレットやチラシなどを制作してきた経験は、情報を正確かつ分かりやすく伝える力として評価されやすいでしょう。とくに、ターゲットを意識したデザインや修正対応を重ねてきた実務経験は、販促物の制作やブランディング業務に直結します。また、外注先とのやり取りや進行管理の経験があれば、業務全体を俯瞰できる人材として重宝されるでしょう。

制作スキルを軸に、企画や発信側へ関わる意識をもつことで、別業界でありながらも活躍できるキャリアアップ転職につながります。

 

大手広告代理店やグラフィックデザイナーへのキャリアアップ

DTPオペレーターの実務経験を武器に、大手広告代理店やグラフィックデザイナーへのキャリアアップも目指せます。

入稿データの作成やレイアウト調整を通じて培ったデザイン理解力は、企画意図を形にする工程で大きな武器になります。とくに、クライアントの要望を正確に反映し、修正を重ねて完成度を高めてきた経験は評価されやすいでしょう。

この経験を武器に、業界大手の企業やグラフィックデザイナーへのキャリアアップ転職をすることで、収入をあげたうえで活躍の幅を大きく広げられます。

 

DTPオペレーター経験を活かした転職は職人BASE

DTPオペレーターとして培ってきたスキルや経験を活かして転職を考えるなら、職人BASEの活用がおすすめです。職人BASEは、専門スキルを持つ人材と、その力を求めるイベント業界の企業をつなぐマッチング型の求人サービスです。

展示会やライブなどの開催が増えているイベント業界では、DTPオペレーター経験者のニーズが安定してあります。ポスターやPOPといった掲示物の制作をはじめ、パンフレットやノベルティなど、これまで携わってきた業務と近い制作物も多く、理解力や作業スピード、修正対応の柔軟さが即戦力として評価されやすい環境です。

登録は無料で、実務経験や対応可能な業務をプロフィールに記載しておくと、企業から直接オファーが届きます。在職中でも無理なく転職活動を進めやすく、正社員求人を中心に、経験に応じて業務委託やスポット案件に挑戦できる点も魅力です。需要が続くイベント業界で経験を活かしながら、自身の価値を高めていきましょう。

*参考 職人BASE

 

まとめ|DTPオペレーターのスキルを活かしてキャリアアップを

この記事では、DTPオペレーターはやめといた方がいいといわれる理由や将来性の考え方、経験を活かしたキャリアアップ転職の選択肢などを詳しく解説しました。

DTPオペレーターの経験は決して無駄ではなく、どう活かすかでキャリアの選択肢は大きく広がります。現状を正しく理解したうえで、経験を強みにしたキャリアアップ転職を考えることが大切です。この記事を参考に、次の一歩につながる行動を起こしましょう。

この記事を編集した人

職人BASE ライター

職人BASE 編集部

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