イベント運営はイベントの成功に直結する職業であり、非常にやりがいのある仕事ではありますが、転職を考える方も少なくありません。条件のいい同業他社に転職を考える方もいれば、畑違いの職にチャレンジしたいという方などさまざまです。
この記事では、イベント運営スキルをもつ方の転職を成功させるために、イベント運営のスキルを活かした転職先や利用して欲しいオススメのサービスなどを詳しくご紹介します。
目次
イベント運営から転職を考える主な理由
まずはイベント運営から転職を考えた理由をみていきましょう。やりがいのある職業から転職を考える人は、はたしてどのような理由があるのでしょうか、以下の2点を詳しく解説します。
- 過酷な労働環境
- 仕事が続くか不安
過酷な労働環境
イベント運営の仕事はスケジュールが不規則なため、長時間労働が発生しやすい職種です。とくにイベント開催前や当日は早朝から深夜までの勤務が続くことも多く、休日出勤も珍しくありません。さらに、業界全体としてサービス残業が横行している企業もあり、ワークライフバランスを確保するのが難しい環境といえます。
また、繁忙期には連勤が続くこともあり、体力的・精神的に負担がかかるケースが少なくありません。こうした厳しい労働環境から脱却し、安定した働き方を求めて転職を考える人が増えています。
仕事が続くか不安
イベント運営の仕事は案件ごとに進めることが多く、集中することもあればいきなり仕事が途切れるリスクもある業界です。とくに小規模な会社やフリーランスの場合、案件の受注競争が激しく安定的に仕事を確保するのが難しい場合もあります。イベントの閑散期には業務が減り、それに伴い給料が下がるケースもあり、将来への不安を感じる人は少なくありません。
また若手が中心となる業界のため、年齢を重ねると現場での仕事が厳しくなることも考えられます。こうした点から、「何歳までこの仕事を続けられるのか」と不安を抱え、安定した働き方を求めて転職を考える人が増えています。
イベント運営から未経験職種にも転職できるのか
実際に畑違いの分野に転職を考えている人にとっては非常に気になる内容ですが、結論からいうと、イベント運営の経験を活かして未経験の職種に転職することは可能です。進行管理やチームマネジメント、折衝力など、多くの業界で求められるスキルを身につけているためです。
とくに営業や広報、プロジェクト管理といった職種では、イベント運営の経験が大きな強みになります。また、イベント運営ではスケジュール管理やトラブル対応を行う機会が多く、その経験は他業界でも活かせるでしょう。これまでの経験を整理し、具体的なエピソードを交えてアピールすることが、未経験職種への転職成功の鍵です。
イベント運営スキルを活かした転職先
イベント運営スキルを活かした転職先をみていきましょう。同業に近いものもあれば、分野が違うものもありますが、どの職業もイベント運営での経験が活きる職業だといえます。以下の4種をピックアップしましたので、詳しく解説します。
- イベント企画会社
- 企業の広報・販促部門
- 営業職
- 人材派遣会社
イベント企画会社
イベント運営の経験を活かして転職するなら、イベント企画会社が有力な候補でしょう。運営だけでなく、企画やクライアント対応にも携われるため、キャリアの幅が広がります。
イベント企画では、イベントの企画立案や予算管理、スポンサーとの交渉など、運営時とは異なる業務に挑戦できます。さらに企画の段階から関わることで、より大きなプロジェクトに携わるチャンスも増えるでしょう。実際に運営を経験している人材は即戦力として重宝されるため、転職時に強みとして積極的にアピールしましょう。
企業の広報・販促部門
イベント運営のスキルを活かしやすい職種のひとつが、企業の広報・販促部門です。新商品の発表会や展示会、プロモーションイベントなどを企画・運営する業務が多く、イベント運営の経験が直接役立つでしょう。
広報や販促では、ターゲットに効果的な情報発信をする力が求められます。イベント運営で培った集客ノウハウや、会場設営・進行管理のスキルを活かし、より戦略的な業務に携われる点も魅力です。転職時には、どのようなPRや販促活動を行った結果、イベント成功につながったかを具体的に伝えることで、自分の強みを効果的にアピールできるでしょう。
営業職
イベント運営で培った交渉力や調整力は、営業職でも大いに活かせます。企業のニーズを理解し提案を行うスキルは、クライアントとの折衝が多い営業の仕事と共通する部分が多いからです。
とくにイベント運営では協力会社との調整やスポンサーとの交渉が必要になります。納期やコストを考慮しながら最適なプランを提示する経験は、営業の場面でも役立つ貴重な経験です。イベント運営の経験を生かせば営業職でも成果を出しやすく、安定したキャリアを築けるでしょう。
人材派遣会社
イベント運営の経験があれば、人材派遣会社への転職も有力な選択肢になります。とくに、イベント業界向けのスタッフ手配や管理に関わるポジションでは、現場の流れを理解していることが大きな強みになるでしょう。
イベントでは受付や案内、警備、設営など多くのスタッフが必要です。そのため、企業のニーズを把握し、適切な人材をマッチングするスキルが求められます。クライアントの課題を的確に捉え、最適な提案ができることで、キャリアアップの可能性も広がるでしょう。
イベント運営の転職を成功させる方法
次に、イベント運営からの転職を成功させるための方法をご紹介します。主な方法としては以下の3点があります。
- 求人サイトを利用する
- 転職エージェントを利用する
- 知人や同業者から紹介してもらう
求人サイトを利用する
イベント運営から転職する際、求人サイトは活用しておきたい方法のひとつです。求人サイトとは、求人情報を幅広く検索でき、希望する条件に合った仕事をスマホひとつで探せるサービスです。
求人サイトによっては、スカウト機能が利用できる場合もあります。プロフィールを充実させることで、企業側からオファーを受ける可能性もあり、自分では見つけられなかった転職先と出会えるチャンスが生まれます。
転職活動の効率を上げるためにも、複数の求人サイトに登録しておくとよいでしょう。基本的に登録や利用は無料のサイトがほとんどなので、非常に有効なサービスです。
転職エージェントを利用する
イベント運営は非常に高いスキルと各業界が求める経験を持ち合わせています。そのため、そのスキルや経験を元にキャリアアップ求人を紹介してくれる転職エージェントを活用するのも有効な方法です。
転職エージェントには専属のエージェントが在籍しており、希望に合った求人を紹介してくれるだけでなく、履歴書の添削や面接対策のサポートも行ってくれます。とくに異業種への転職を考えている場合、業界の知識が不足していることもあるため、専門家のアドバイスを受けられるのは大きなメリットです。
また、経歴やスキルによっては一般には公開されていない非公開求人を紹介してくれる場合もあり、給与や待遇面で優れたよりよい条件での転職を実現しやすいでしょう。在職中で忙しい場合でも求人が自動で届くため、ぜひ利用したいサービスのひとつです。
知人や同業者から紹介してもらう
イベント業界での人脈を活かし、知人や同業者から転職先を紹介してもらう方法も有効な手です。業界内のつながりがあれば、求人サイトに掲載されていない仕事や信頼できる企業の情報を得られる可能性があります。
また、紹介経由での採用は企業側にとっても安心感があるため、書類選考や面接のハードルが下がるケースも少なくありません。とくに転職先が未経験の業種であっても、知人を通じて業務内容や職場環境のリアルな情報を事前に聞けるため、ミスマッチを防ぎやすくなります。普段から業界の人との交流を大切にし、機会があれば積極的に相談してみるとよいでしょう。
イベント運営から転職する際にオススメのサービス
イベント運営から転職する際に利用して欲しいオススメのサービスをご紹介します。どれも登録は無料で、現職で働いている人でも利用しやすいサービス内容となっています。今回ご紹介するのは、以下の5点です。
- Indeed
- 求人ボックス
- マスメディアン
- ビズリーチ
- エン転職
【求人サイト】Indeed
Indeedは、Web上のさまざまな求人情報を一括で検索できるプラットフォームです。「キーワード」と「勤務地」を入力するだけで、自分に合った求人を多くの情報から簡単に見つけられます。
企業の採用ページやハローワークなど、多岐にわたる求人情報を集約しているため、求人数が非常に豊富なことが特徴です。Webサービスの弱みとなっている地方の求人も多数掲載されているため、地方の求職者にも多く利用されています。Indeedは、イベント運営からの転職を考える際に非常に有用なサービスといえるでしょう。
*参考 Indeed
【求人サイト】求人ボックス
求人ボックスは、カカクコムが運営する求人検索エンジンです。大手情報サイトを多数運営している企業なこともあり、信頼性の高いサービスといえるでしょう。
求人ボックスは、シンプルなデザインと高い機能性が特徴です。条件検索機能を活用することで、地域、給与、勤務形態など、詳細な条件に基づいて希望の求人を簡単に絞り込めます。
また、Web上のさまざまな求人情報を一括で検索できるため、多くのサイトを見て回る必要がない点もポイントです。求人ボックスを利用することで、イベント運営への転職も効率的に進められるでしょう。
*参考 求人ボックス
【転職エージェント】マスメディアン
マスメディアンは、イベントをはじめとするマーケティングやクリエイティブ分野に特化した転職エージェントです。広告・マーケティングなどの大手である宣伝会議のグループ会社であり、そのネットワークを活かして多様な求人情報を提供しています。
専門のキャリアコンサルタントが経歴や希望条件を詳しくヒアリングし、適切なキャリアプランを提案してくれます。さらに、履歴書作成のアドバイスや面接への同席、入社日や給与などの条件交渉まで細かなサポートを行ってくれるので、はじめて転職活動をする人でも安心できるでしょう。
*参考 マスメディアン
【転職エージェント】ビズリーチ
ビズリーチは、即戦力となるハイクラス人材の採用に特化したスカウト型の転職サービスです。イベント運営からの転職でさらなるキャリアアップを目指したい場合に、専門職やマネージャーレベルのプロフェッショナル人材としてのキャリアアップが期待できます。
ビズリーチには専門分野に特化した多くのエージェントが在籍しており、登録されたプロフィールや経歴をみて、希望に合った求人を紹介してくれます。また、定期的に希望条件を満たす求人をメルマガで送ってくれるため、在職中で忙しい方でも隙間時間で利用できる点が魅力です。イベント運営のスキルを活用し、さらなるキャリアアップを目指しましょう。
*参考 ビズリーチ
【転職エージェント】エン転職
エン転職は、エン・ジャパンが運営する総合転職情報サイトです。さまざまな業種の求人が豊富なため、イベント運営の求人情報も多く掲載されています。
会員登録をすると、求人企業からのアプローチが受けられる「気になる求人リスト」や、面接対策に役立つ「面接対策レポート」などの機能を利用できます。また、企業からスカウトが届く「スカウト機能」や、希望条件に合致する新着求人情報がメールで届く「JOBクリップ」など、転職活動をサポートするサービスが充実していることが特徴です。
多くの機能により転職者をサポートするエン転職は、ストレスのかかる転職活動をスムーズにしてくれる最適なサイトです。
*参考 エン転職
イベント運営経験を活かして転職するなら「職人BASE」
イベント運営として働いているが、今のポジションや収入に悩みがあり、キャリアアップや収入増加を目指して転職を考えている方も多いでしょう。その場合、「職人BASE」の活用がオススメです。
「職人BASE」は、イベント業界に特化したサービスで、スキルをもつ職人とそのスキルを求める企業をつなぐマッチングプラットフォームです。主な特徴は以下になります。
- 案件を獲得し、収入増
イベント業界で活躍するさまざまなスキルを求めた案件が多数掲載されています。多くの案件をこなすことで、収入の増加やフリーランスとして活躍することもできるでしょう。
- 案件の検索と専任エージェントのサポート登録後、プロフィールに自身のスキルや経験を入力することで、適切な案件を探せるだけでなく、企業からのスカウトも期待できます。さらに、専任エージェントのサポートがあるため、経験が浅い方でも安心して利用できるでしょう。
- 正社員としてのオファー案件の獲得だけでなく、案件を通じて正社員としてのオファーを受けることもあります。現場を体験してから社員として入社できることで、入社後のギャップを減らせるメリットがあります。
以上のことから、「職人BASE」を活用することで、イベント運営のスキルを最大限に活かし、キャリアアップや収入増加を実現できるでしょう。登録も無料なため、まずは気軽に活用してみてはいかがでしょうか。
*参考 職人BASE
まとめ|イベント運営スキルや経験を転職に活かそう
この記事では、イベント運営から転職を成功させるために、イベント運営のスキルを活かした転職先や利用して欲しいオススメのサービスなどを詳しくご紹介しました。イベント運営はさまざまな業界が求めるスキルや経験を持ち合わせているため、転職でもその強みを活かすことで有利になるでしょう。
この記事を参考に、イベント運営スキルを活かした転職でキャリアアップや収入増を実現してください。