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イベント企画に資格は必要?役立つ資格や向いている人の特徴、年収も解説

展示会やイベントでより集客できたり、PRしたい商品を魅力的にみせたりするためには、顧客ニーズを的確に捉える「イベント企画」が重要です。非常にやりがいのあるイベント企画ですが、業界で働くため、またはキャリアアップのために資格は必要なのか、気になる方も多いでしょう。

そこでこの記事では、イベント企画に資格は必要なのかどうかを中心に、役立つ資格や向いている人の特徴、年収のあげ方などを解説します。

 

イベントを企画するイベントプランナーの仕事の流れ

 

イベントの企画を行うのは、いわゆる「イベントプランナー」です。ですが、イベントプランナーの仕事は企画だけではありません。ここで、イベントプランナーの仕事の流れ全体を具体的に解説します。

 

イベントの企画・立案

イベントの企画・立案は、イベントプランナーが行う最初の仕事です。具体的には以下の点をポイントに、イベント企画を行います。

  • ターゲットや目的の明確化
  • 市場調査・トレンドや競合イベントとの差別化
  • テーマ・コンセプトの決定
  • 予算やスケジュールの調整

企業案件ではクライアントの要望まで含めて考える必要があるでしょう。イベントの成功率を高めるためにも、上記のどれもが欠けてはならないポイントです。

 

イベントの提案

企画したイベントを、そのイベントに合ったクライアントやスポンサーにプレゼンし、受注につなげるのも重要な業務です。まず、ターゲットや目的を資料で可視化し、イベントの魅力や開催によるメリットを具体的に伝えます。単に企画を説明するだけでなく、予算やスケジュールも提示し、クライアントのニーズに合わせた柔軟な調整が大切です。

競合他社とのコンペになるケースも多いため、独自性のあるアイデアや過去の実績を交えて説得力を高めることも重要です。日頃から営業力やコミュニケーション能力の向上を意識しておきましょう。

 

集客

イベントの成功には、ターゲット層に適した集客戦略が不可欠です。具体的には、SNS広告やWebプロモーション、チラシ配布、メルマガ配信など、多様な手法を活用し、認知度を高めます。

有料イベントの場合、早割や限定特典などさらに得だと感じるポイントを設定することで、参加者の申し込みを促進できるでしょう。また、インフルエンサーとのコラボやPRイベントの開催も効果的な手法です。施策の結果は定期的に分析し、より効果的な方法へとブラッシュアップすることで、安定した集客につながるでしょう。

 

イベント開催の準備

集客活動などと同時に、イベント開催の事前準備も進めていきます。イベントによって異なりますが、おおまかな内容としては以下になります。

  • 会場の確保・企画内容に沿ったレイアウト設計
  • 照明や音響機材の手配
  • 出演者やスタッフのスケジュール調整
  • 警備計画の策定

とくに規模の大きなイベントでは、機材や人員の準備が計画通りに進んでいるか、定期的に確認することが重要です。準備段階で細かい部分まで詰めておけば、当日の運営もスムーズに進み、参加者に満足してもらえるイベントが実現できるでしょう。

 

当日運営

イベントプランナーはイベント当日の運営にも関わります。イベント直前では設営の最終確認を行い、出演者やスタッフとの最終打ち合わせを実施します。進行スケジュールに沿って各担当者へ指示を出し、来場者の受付や案内が円滑に行われるよう調整することも求められるでしょう。

また、イベント中は進行のタイミングを管理しながら、現場での状況を把握しておかなければなりません。予期せぬトラブルが発生した際には、迅速に判断し対応する力も必要でしょう。スムーズな運営を実現することで、イベントの成功につながります。

 

イベントプランナーになるには資格は必要か

 

イベントの企画だけでなく全体に関わるイベントプランナーですが、業務をするにあたって資格が必要なのか、または役立つ資格などがあるのかどうかは、これから目指す方にとって気になるところでしょう。それぞれ詳しく解説しますので、みていきましょう。

 

イベントを企画するのに資格は必要ない

結論として、イベントプランナーとして働くために特定の資格は必要ありません。医師や弁護士のように、国家資格がなければ業務ができない職業とは異なり、未経験でも挑戦できるチャンスのある職種です。

実際に求人情報を見ても資格を必須条件としている企業は少なく、未経験者でも応募可能なケースが多いでしょう。重要なのは、企画力や交渉力、イベントの運営スキルを身につけることです。

*参考 イベント企画会社で働くには資格が必要?

 

イベントプランナーとして役立つ資格

イベントプランナーとして業務するのに資格は必要ありませんが、関連する資格を取得しておくと、知識の証明や就職・転職時のアピールにつながる可能性があります。ここで、実務での活躍の幅を広げられる資格を2点ご紹介します。

 

イベント検定

イベント検定は、イベント業界の基礎知識を証明する資格です。この資格を取得することで、イベントの企画・運営に関する専門知識をもっていることを客観的に示せます。

とくに未経験から業界に挑戦する場合や、自治体や企業のイベント担当者としてスキルを証明したい場合に役立つでしょう。また、イベント検定を取得すると履歴書や名刺に記載でき、クライアントや企業からの信頼度を高める要素にもなります。イベント業界でのキャリアアップを目指す方にとって、有効な資格のひとつです。

*参考 イベント検定

 

イベント業務管理士

イベント業務管理士は、イベント業界での専門知識と実務能力を証明する資格です。「一般社団法人日本イベント産業振興協会」が認定し、イベントの質向上を目的としています。

資格は1級と2級に分かれ、1級はディレクター職向けで高度な業務知識が求められ、2級はアシスタント・ディレクター向けの基礎資格です。取得することで、企画・運営のスキルを客観的に示せるため、転職や昇給のチャンスを広げるきっかけになるでしょう。

*参考 イベント業務管理士

 

イベントプランナーになるための方法

 

イベントを企画するためには、イベントプランナーを目指す必要があります。ここで、イベントプランナーになるための主な方法を2点ご紹介しますので、みていきましょう。

 

イベント企画会社や関連企業の求人に応募する

イベントプランナーとして働くには、イベント企画会社や関連企業の求人に応募する方法が一般的です。未経験者向けの募集もあり、基本的にアシスタント業務からスタートするケースが多いでしょう。

求人を探す際は、仕事内容や必要なスキルを確認し、自分に合った企業を選ぶことが重要です。また、企業によってはマーケティングや広告業務も含まれるため、事前に職務内容を把握しておくと面接で慌てることなく安心です。経験を直に積めるため、スキルを磨きキャリアアップを目指す最短ルートといえるでしょう。

 

イベント関係の学校に通う

イベントプランナーとしての知識やスキルを体系的に学び、就職するための方法として、イベント関係の学校に通うことも方法のひとつです。専門学校や大学のイベント関連の学科では、企画立案や集客、運営のノウハウを実践的に学べるでしょう。

また、業界の最新トレンドやマーケティング手法を学ぶ機会も多く、卒業後は即戦力として活躍できる力が身につきます。学校によっては企業との連携があり、インターンシップや就職支援を受けられる点も大きなメリットです。

 

イベント企画に向いている人の特徴

 

イベント企画で活躍しているイベントプランナーには共通の特徴があります。その特徴を理解し意識することで、より活躍できる人材となれるでしょう。主な特徴を4点ご紹介しますので、みていきましょう。

 

流行やニーズに敏感な人

イベント企画では、時代のトレンドや参加者のニーズを的確に捉えることが重要です。そのため、流行に敏感な人は新しいコンテンツや話題性のある要素を取り入れ、魅力的なイベントを企画しやすいといえるでしょう。

たとえば、SNSで話題のテーマや最新のテクノロジーを活用することで、他のイベントと差別化ができます。また、ターゲット層の興味や関心を常にリサーチし、参加者にとって価値のある体験を提供できる発想力がある人材が、イベント業界に求められています。

 

コミュニケーション能力がある人

イベント企画には多くの人と関わる機会が多いため、円滑なコミュニケーションが取れることが大切です。実際にクライアントやスポンサーへ企画を提案する際には、イベントの魅力を伝え、納得してもらうために信頼度を高めなければなりません。その際に高いコミュニケーション力が求められます。

また、運営スタッフや会場関係者、出演者など、多くの関係者と連携しながら準備を進める必要があります。意見を調整し、スムーズに進行させるためには、相手の意図をくみ取りながら的確に伝える能力が不可欠です。

 

リーダーシップがある人

イベント企画では、限られた時間と予算の中で多くの業務を同時進行させるため、全体を把握しながら的確に進行管理できる力が求められます。そのためスケジュールを調整し、関係者と連携を取りながら各タスクをスムーズに進めるためのリーダーシップを発揮することが重要です。

また、突発的なトラブルが発生することも少なくないため、冷静に状況を判断し、柔軟に対応できる力も必要になります。スタッフをまとめ、的確な指示を出せるリーダーシップがあれば、より質の高いイベントの成功につながるでしょう。

 

プレゼン能力がある人

イベント企画では、クライアントやスポンサーに企画を提案し、納得してもらうことが求められます。そのため、イベントの魅力や効果をわかりやすく伝えるプレゼン能力が大切です。

具体的には、企画の目的やターゲット、実施内容、予算などを論理的に整理し、相手の関心を引く構成で説明する力が必要になります。また、質問や意見に柔軟に対応し、納得感のあるプレゼンを行うことも大切です。こうしたスキルがあれば、企画が採用される可能性が高まるため、イベントプランナーとして引く手あまたになるでしょう。

 

イベント企画ができるイベントプランナーの年収

 

イベントプランナーの年収は、勤務する企業や経験年数によって大きく異なりますが一般的には300万円〜800万円程度が相場とされています。一方で、大手広告代理店や有名イベント会社に所属すれば、1,000万円以上の高収入を目指すこともできるでしょう。

またフリーランスとして独立し、大規模な案件を手掛けられるようになることで、高い収入を得られるケースもあります。スキルや実績を積むことで、年収アップのチャンスが広がっている魅力的な職種といえます。

*参考 イベントプランナーになるには?仕事内容や会社の選び方、向いている人を解説

 

イベント企画スキルや資格を活かすなら「職人BASE」

 

今後イベントプランナーになって活躍したい方や、現在イベントプランナーとして活動していて、さらに活躍の場を広げたい方にオススメのサービスをご紹介します。イベント企画スキルを活かし活躍の場を広げ、年収をあげたいと考えているなら「職人BASE」の活用がオススメです。

「職人BASE」はイベント業界に特化しており、スキルをもつ人材とそのスキルを求める企業をつなぐマッチングプラットフォームです。案件の獲得やキャリアアップ転職を効率的に進める手段として、多くの職人や企業に利用されています。

登録後は自分のスキルや経験をプロフィールに入力することで、案件を探せるだけでなく企業からスカウトを受けることもできます。また、専任エージェントがサポートしてくれるため、未経験者でも安心して案件を探せる点がポイントです。

さらに、案件を通じて正社員雇用のオファーを受けることもあることから、フリーランスとして案件を獲得したい人だけでなく正社員として転職したい方にも適したサービスといえるでしょう。登録は無料で、マッチングしたことによる追加料金もかかりません。イベント企画スキルを活かし、よりよい条件の仕事を見つけたいなら積極的に活用しましょう。

*参考 職人BASE

 

まとめ|イベント企画系の資格をとって年収を増やそう

 

この記事では、イベント企画に資格は必要なのかどうかを中心に、役立つ資格や向いている人の特徴、年収のあげ方などを詳しく解説しました。イベント企画は資格が必要ない職種ですが、人材価値をあげられる資格はあるため、率先して取得することがオススメです。

この記事を参考に、自身のスキルや知識を磨き、イベントプランナーとして高年収を目指しましょう。

この記事を編集した人

職人BASE ライター

職人BASE 編集部

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