日本では全国各地で毎日いろいろなイベントが開催されており、ジャンルや規模などはさまざまです。しかし、イベントは多くの方が楽しむことが目的なので、安全面や進行面などはしっかりと計画・運営しなければなりません。
本記事では、イベントスタッフの仕事内容、向いている人の特徴、転職方法などをご紹介します。イベントスタッフへの転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
イベントスタッフの仕事内容
転職する前にはその職業の仕事内容を把握して、転職するかどうか考えるのが大切です。転職してから仕事内容について知った場合、自分が合っていないと後悔するかもしれません。
ここでは、イベントスタッフの仕事内容について解説します。イベントスタッフの主な仕事内容としては、以下が挙げられます。
- イベントの設営・解体
- イベントの運営
どちらもイベント成功には重要な仕事になるため、高いレベルで対応できるかが成功につながります。具体的な仕事内容について解説するので、イベントスタッフが気になる方は参考にしてみてください。
イベントの設営・解体
イベントを開催するためには設営・解体が必要になるため、イベント内容に合わせながら作業をおこないます。スケジュール通りに進めなければ、そもそもイベント開催ができません。
会場設営では客先・グッズ販売会場の設営を始めとして、配布する各種チラシ類やイベント会場内の案内準備なども必要です。他にもイベント出演者の道具運搬や、イベントに必要な各種照明の運搬なども仕事に含まれます。
また、イベント終了後には解体と清掃もおこなうため、開催前から開催後まで対応をしなければなりません。
イベントの運営
イベント開始後のイベントスタッフの仕事としては、グッズ販売やチケットもぎり・会場内の案内や誘導など幅広いです。来場者からの質問などにも答えることがあるため、イベント全体のことも理解しなければなりません。
場合によっては迷子対応なども必要になるため、それぞれの問題が起きた際の連絡先は覚えておきましょう。
細かい仕事内容についてはイベント内容によって大きく異なり、「ライブ」「コンサート」「フェス」などで対応が変わるといえます。また、同じイベントスタッフでも任せられる業務内容は違うため、それぞれの仕事内容への理解が重要です。
未経験者でもイベントスタッフへの転職は可能
未経験者でもイベントスタッフへの転職は可能です。理由として、特別な資格などが転職時点で求められていないためです。そのため、多くの求人では未経験者募集と記載されています。
イベントスタッフの仕事は、基本的に働きながら仕事内容について覚えていくため、転職して最初の頃は先輩スタッフからの指示を聞いて動くことになります。働き方に慣れてくると段階的に仕事を任せられるようになって、最終的にはアルバイトへの指示なども担当するようになるかもしれません。
未経験者でも問題なく転職ができる状態が整っているため、興味がある方は今すぐでも転職活動は可能です。ただし、焦って転職活動を始めるのではなく、条件の確認はしっかりと行なった上で進めていきましょう。
イベントスタッフに向いている人の特徴
イベントスタッフとして働きたいと考えている方の中には、自分の性格や得意なことを考えた時に、自分に向いているのかどうか気になる方もいるかもしれません。自分が向いているかどうかは、転職する際の判断要素として重要です。
イベントスタッフに向いている人の特徴としては、以下が挙げられます。
- コミュニケーション能力が高い
- イベントが好き
- 臨機応変な対応能力がある
- 体力に自信を持っている
それぞれの特徴について解説するので、イベントスタッフに興味を持っている方は参考にしてみてください。
コミュニケーション能力が高い
イベントスタッフは現場で多くの人間が業務に携わるため、コミュニケーションが重要です。また、働き始めた際には先輩スタッフに業務を質問しながら、問題なく業務を進めることも求められます。
まだまだ慣れていないときには自分の判断で仕事をするよりも、周りからの指示を聞きながら仕事に取り組むのが基本です。反対に業務に慣れてくると自分が指示をする立場になるため、正確な指示出しなども重要な役割になります。
また、アルバイトスタッフが多い現場があるため、初めて顔を合わせる相手でも丁寧なコミュニケーションが必要になるでしょう。
イベントが好き
イベントスタッフは一年間を通して数多くのイベントに携わるため、イベントが好きな方には魅力的な仕事です。好きなことを仕事にするのは不安もあるかもしれませんが、自分の手でイベントを作り上げるのはやりがいも大きいといえます。
イベント開催中は自分自身が任せられている仕事への対応は必要ですが、近い位置でイベントを感じて、楽しむことができます。そのため、純粋にイベントが好きな人・イベントに興味を持っている方には、イベントスタッフが向いていると言えます。
臨機応変な対応能力がある
現場ではどのような問題が起きるかは予想できないので、臨機応変な対応能力は大切です。問題に対しての対応や判断が遅れれば、さらに大きな問題やトラブルにつながるかもしれません。
また、多くのイベントで起きやすい問題を事前に頭に入れるなど、問題解決の事前準備も求められます。どれだけ注意してもイレギュラーは発生するため、イレギュラーが起きた後の対応をスムーズにできるかどうかが、イベントを成功させるには重要です。
一見すると同じような問題でも細かい部分まで判断して、どうすればスムーズに動けるか判断して対応しなければなりません。
体力に自信を持っている
体力に自信を持っているのもイベントスタッフには重要といえ、現場では肉体労働なども必要です。また、イベント中も来客対応などで会場を動き回るケースも多いため、一般的なイメージよりも体力の消耗が激しいといえます。
会社によっては北は北海道・南は沖縄まで日本全国を移動するので、移動でも体力が削られるかもしれません。イベントスタッフに転職してすぐの頃は心身ともに負担が大きいため、体力的には厳しい場面も多いです。
しかし、ある程度の期間働いていると少しずつ身体も慣れてきたり、効率的な仕事方法がわかったりもするでしょう。
イベントスタッフへの転職方法
イベントスタッフは未経験者でも転職可能ですが、具体的な転職方法などがわからないと悩んでいる方もいるかもしれません。転職方法はいろいろとあるため、その中から自分に合うものを選ぶことが大切です。
イベントスタッフへの転職方法としては、以下が挙げられます。
- 求人サイトを探して自分で見つける
- 転職エージェントを利用する
- アルバイトから経験を積んで正社員になる
具体的な内容について解説するので、イベントスタッフへの転職を検討している方は参考にしてみてください。
求人サイトを探して自分で見つける
近年では多くの企業が求人サイトに求人を出しているため、インターネットで検索して自分で見つける方法も一般的です。検索キーワードとして「イベントスタッフ 転職 (地域名)」を入力すれば、いくつかの求人サイトが出てくるでしょう。
求人サイトで探す時は、応募条件についてしっかりと確認することが重要です。応募する前には雇用形態についても、正社員・派遣社員・アルバイトやパートなどどれになるのか確認しましょう。
ただし、自分で探して応募をするのは少し手間や時間などがかかるため、働きながらの転職活動は負担になるかもしれません。
転職エージェントを利用する
転職エージェントは無料で利用できるものも多く、転職活動に必要な各種手続きなども任せられるのが特徴です。また、一般公開されていない求人も取り扱っており、他の方法と比較して多くの求人を探すことができます。
転職エージェントに登録して希望条件を伝えれば、数多くの求人からマッチしている先が紹介されるのもメリットです。面接日程の調整なども担当者に任せられるため、仕事をしながらの転職活動にはオススメといえます。
他にも履歴書の書き方や面接練習などにも対応しており、初めての転職活動なども安心です。転職エージェントは数多くの種類があるため、場合によっては複数の転職エージェントを利用するのもオススメといえます。
アルバイトから経験を積んで正社員になる
アルバイトから経験を積んで正社員になる方法もオススメです。仕事が終わった後や休日などに副業として取り組んでみましょう。いきなり転職するよりも、実際に現場を経験したほうが判断がしやすいです。
イベントスタッフアルバイトの求人は多いため、正社員として転職するよりも遥かに採用されやすいといえます。とりあえずアルバイトとして働いてみて、自分に合っているなら継続的に副業として取り組むのもオススメです。
イベント業界で働き続けたいと考えた場合、アルバイトからの正社員登用を目指してみましょう。
イベント業界の仕事を探すなら職人BASEがオススメ
イベント業界の仕事を探すなら職人BASEがオススメであり、自分が希望している内容で働けるかもしれません。具体的な仕事内容はそれぞれで違いますが、自分に合っているものを選択するとよいでしょう。
繁忙期などは人手不足になる企業が非常に多いため、スポット的に求人を出しているケースは少なくありません。スマホで簡単に取引先や案件を探すのに加えて、LINE上でメッセージが完了する点も魅力です。
サポート体制も充実して安心して使えるような環境が整っており、イベント業界で働きたいと考えているなら一度確認してみましょう。
*参考 職人BASE
まとめ|イベントスタッフは将来性も十分な仕事
イベントスタッフは将来性も十分な仕事といえ、日本では一年を通して数多くのイベントが開催されるので安定感も高いといえます。未経験者からでも、イベントスタッフへの転職は問題ありません。
ただし、正社員としてイベント設営・イベント運営をする場合、アルバイトへの指示なども業務の一環になります。スムーズに業務を進めるためには、コミュニケーション能力や体力などが必要となります。
転職する時は、それぞれの方法の特徴を把握して自分に合っている方法を選択してみてください。